[vc_row][vc_column][vc_column_text]
『ハンドプレーン』は、ほとんど耳にすることのない言葉で、当然見ることもないマイナーなボードです。 では、一体どういうものかというと、体だけで波乗りをする『ボディーサーフィン』を容易にするために用いる補助ボードになります。
ボードの長さは20cm程度の短いものから50cmくらいまでのモノが存在していますが、標準的なサイズは大体30cm〜40cmくらい、幅は20cm 前後になります。厚さについては所論がありますが、私が制作する場合は使用状況によって13mm〜20mm程度としています。 テールはフィッシュ、スワロー、ピン、ラウンド、ハーフムーン、バットマン、スカッシュと様々な形状がありますが、テール幅が広いタイプの方がテイクオフ時の揚力を発生させやすいと考えます。波打ち際のショアブレークでは、この揚力の発生が大きすぎると逆効果となと考えてピンテール系をお薦めしますが、最終的には好みの問題だと思います。 ボトム形状についてはフラット、シングルコンケーブ、ダブルコンケーブ、V等様々な形状があります。実は、この部分がハンドプレーンの一番の要となる部分で、シェイパーのライディング経験とシェイプ技量によって良くも悪くもなる部分です。
ボードと手の接点となるハンドル部分についても所論がありますが、ボードに穴を開けてボードを握りこむホールタイプとストラップバンドに手を差し込むストラップタイプが一般的です。他には、指を穴に入れて握るタイプや握り手を握るタイプ等があります。
ある程度の揚力を発生させるモノであれば何でもありで、アメリカやメキシコではマクドナルドのトレーをボード代わりにしている方もいますが、お店からの持ち出しはダメですよ。
ここまで読んでくださった多くの方は日本にはそんなに大きな波はないし、泳力がないから無理と思っているかと思ってしまいますが、膝から腿程度の波でもスイムフィン(足ひれ)があれば十分楽しめます。腰から肩位の水深のところで波を待ってテイクオフすれば簡単にそして手軽に楽しめるマリンスポーツですので、興味を持った方は是非チャレンジしてみてください。
参考動画を添付しておきます。波は腹から胸サイズでオフショア、ボードはブラックウォールナット製の全長32cm、ストラップタイプのスカッシュテールで、実際のスピードを70%落としたライディングシークエンスになっています。
[/vc_column_text][vc_video link=”https://youtu.be/4_0QkfkAHuE” el_width=”70″][vc_empty_space][vc_column_text] 質問、ボードの購入、オーダーにつきましてはCONTACTよりお問い合わせください。 [/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]